宅建独学実践記!最終日(試験当日)

宅建独学受験 実践記

2020年10月18日、ついに宅建試験当日
2月末から勉強を始め、約8カ月とうとう本番を迎えます。

この記事では初めて受けた宅建試験当日の流れや感じたこと、いくつかのアクシデントがあったのでその事について書いていきます。

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自宅から会場まで

2月の終わりに宅建受験を決め、約8カ月・・・
初めての宅建試験受験は不安と緊張の連続でした。

自宅ではそれほど緊張せず

前日までは特に緊張することもなく、予想問題を解いた手ごたえから「なんとかなるかな」ぐらいの軽い気持ちだったのですが、さすがに試験当日になると少し緊張してきました。
それでも約8カ月準備してきた成果が試されるときなので、これぐらいの緊張感は想定内です。

宅建試験の開始は13時から。
受験票には11時半から12時半の間に試験会場入りするように書かれています。
私は12時ぐらいに到着するように家を出ることに。

周りの受験生を見て少し不安に・・・

会場に向かう電車内では持参したテキストで要点の確認、最後の「あがき」です。
自宅の最寄り駅で乗車した際には周りで勉強している人は、当然ながらだれ一人いません。

しかし途中乗り換えがあり会場近くまでくると、車内にはテキストを開いている人が結構な数います。
周りを見てみると、前のシートに3人、乗降口に立っている人も勉強しています。
さらには私の横に座っている人も受験生のようでした。

どうやら乗っていた車両には勉強している人が20人以上はいたようです。
このように見ていくとスマホをいじっている人でさえ、勉強しているように見えてきます^^;

ここで私はものすごく不安になりました。
宅建試験の合格率は約15%。
これだけ必死に勉強している人の中で上位15%に入れるのかと考えると不安しかありません。

心が折れそうになる中、『1日も休まず勉強を続けてきた』と言い聞かせ自分を奮い立たせていました。
全くの初心者から独学で勉強してきた私にとって、勉強時間的には多くありませんが毎日休まず続けてきた、という部分だけが拠りどころです。

試験会場に到着~試験開始まで

試験会場には予定通り12時過ぎに到着。
受験番号を確認し席についてからもテキストを開いて要点の最終チェックです。

周りの受験生も勉強していて、誰もが賢そうな顔つきに見えてきます。

勉強できるのは12時半まで

試験開始は13時からなので直前まで最後のあがきが出来ると思っていたのですが、勉強できるのは12時半まででした。
そのため最後にチェックしようと思っていたプリントを見れずじまいに・・・

よく考えると当たり前なのですが、12時半からは試験の準備が始まります。
注意事項が説明されスマホなどの通信機器は専用の封筒に入れて保管し、机の上には鉛筆、シャーペン、消しゴムと腕時計しか置けません。

不要なものが無いかを係りの人が見回りに来ていろいろと注意していきます。

ここで、ちょっとしたトラブルが・・・
私の斜め前の人なのですが、持っていた小さな置時計(キッチンタイマーのようなもの)をカバンにしまうように注意されていました。
その人の腕時計はスマートウォッチだったので、代わりに持ってきたのが置時計だったようです。

係りの人が責任者に問い合わせた結果、置時計は不可に。
「受験票に腕時計と書かれている」というのが理由のようです。

当然スマートウォッチを使う事はできないので、その受験生は時計なしで試験を受けることに。
試験中は残り30分と残り5分のタイミングを知らせてくれたのですが、経過時間が解らないのはかなり不安だったと思います。

ちなみに私も注意を受けたのですが、それは「鉛筆のキャップを外すように」とのこと。
鉛筆の芯が折れないようにキャップをしていたのですが、通信機器を仕込むことができると思われたのでしょうか?
「そこまで言う?」とも思ったのですが、不正防止の為なのでしょう。素直に従いました。

一番緊張した時間は・・・

一通り説明が終わると、解答用紙と問題が配られます。

この時、12時50分。

ここから試験開始の13時までの10分間がとてつもなく長く感じられました。

『不安と緊張』を紛らわすためにテキストを開いて勉強することも出来ません。
何もすることが無いこの10分間は一番緊張した瞬間です。

それは他の受験生も同じだったらしく、試験開始まで5分を切ったタイミングでトイレに行く人が複数人いました。
どの人も事前にトイレは済ませているはずなのですが、それだけ緊張感があったのだと思います。

ここで私はあることに気付きました。
ふと周りを見渡したところ、ところどころ空席になっています。
ざっと数えてみると約1割ぐらいの欠席者がいるようです。

体調を崩して受験できなかった人もいるんだな、などと考えているうちに
気持ち的には少し落ち着いてきたように思います。

そしていよいよ試験開始です。


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試験開始・・・最初の問題から躓く

試験に臨むにあたり気をつけていたことが一つあります。
それは問題文の読み間違いや、勘違いなど「勿体無いミスをなくすこと」

もともとが合格ラインぎりぎりの所にいることは認識していたので、一つのミスが致命傷になります。

ついに試験が始まり、落ち着いて解いていこうと自分に言い聞かせて問題に取り組みました。
1問目から落ち着いて、落ち着いて・・・落ち着くどころか難しくてなかなか進まない^^:

これまで過去問や予想問題を解いた時には50問をだいたい1時間30分ぐらいで解いていました。
1問あたり2分弱のペースです。

ところが今回は序盤の問題が難しかったこともあり、5問解いた所ですでに15分経過。
このままのペースでいくと最後まで解くことができません。ちょっと焦りが出てきます。

なんとなく焦った気持ちのまま解いていき、半分終わったところで約1時間経過。
途中から普段のペースに戻ってきたようです。

マークミスからのアクシデント

少し落ち着きを取り戻したところで、さらなるアクシデントが・・・

マークする際にはみ出してしまったので、
書き直すため消しゴムで消したところ上手く消せずに全体が汚れた感じになってしまいました。

何度か消しては書きを繰り返したもののあまり改善せず、そのままで次の問題に進むことに。

最終的には1時間45分ぐらいで50問解き終わりました。
そこから気になった問題の見直し、マークシートのチェックのズレなどが無いかを確認し試験終了。

マークシートの汚れは気になりますが、無事に終わりました。

試験終了~自己採点

試験終了後は解答用紙が回収され、解散となりました。

帰りの電車内では解答速報が気になるところではありますが、私がスマホで調べていたのは
「マークシート 汚れ」
「マークシート 読み取り」
「マークシート 消しゴム 消えない」などのキーワード。

マークシートの消しゴムの汚れがずっと気になっていたんです。
どれだけ調べてもきりが無いので、『酷くなければ読み取りは問題ない』という記事を読んだところでスマホを閉じました。

自己採点の結果は・・・

帰宅後はものすごく疲れていたこともあり、しばらく休憩。
夕食後にいよいよ自己採点です。

ネットで検索すると解答速報が出てきます。
結果は39点でした。

ほっとしました。
答え合わせの途中から顔がほころんでいたと思います^^

宅建試験当日の実践記まとめ

1日を振り返ってみると、宅建試験受験にあたり意外とメンタルが重要な気がしてきました。

周りの受験生を見た時の不安感だったり、試験開始前の緊張感だったり・・・
そのたびに自分を奮い立たせて試験に臨んでいたように思います。

試験に役立ったなと思う事は、
過去問や予想問題をきっちりと時間を測って取り組んでいた事。

50問を解くのに必要な時間を把握できていたので、本番でも落ち着いて解くことができました。
逆にゆっくり過ぎて、途中で焦りましたが^^;
結果的に自信をもって解いた問題はノーミスでした。

あとは模擬試験を一度は受けていれば良かったかなと思いました。
そうすれば試験前の段取りも分かっていただろうし、マークシートの汚れにも対策出来たかもしれません。

2020年の宅建試験の合格ラインは35~40点と予想されています。
まさに当落線上。
合格発表の12月2日まで落ち着かない日が続きそうです。

*追記
12/2 無事に合格できました!

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この記事を書いた人
クロスケ

妻と2人の子供を持つサラリーマン。
製造業の現場での仕事経験しかありませんが、40歳を過ぎて宅建士の資格ゲットを目指すことに。
独学で宅建士に合格できるのか?という一抹の不安と戦いながらも、日々勉強を続けています。

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