宅建試験は何点取れば合格できるのか知っていますか?
合格ラインがわからないと勉強の仕方も変わってきますよね。
この記事では宅建試験の合格点の決め方と合格率の推移、2020年の予想合格点を紹介します。
宅建試験の合格点の決め方はどうやって?
宅建試験を独学で受験する際には、まず合格ラインを知っておくことが重要です。
目標点がわかると、どうすればその点数をとれるのかスケジュールを考えることができます。
逆に目標とするべき合格点がわからなければ、どれだけ勉強すればいいのかも分からないですよね。
ちなみに宅建試験の合格点は「○○点以上」と決まったものではありません。
試験ごとに合格点は変わります。
宅建の合格点の決め方は公式に発表されていまぜんが、
過去の傾向を見ると一定の合格率(15%~17%)になるように決めているようです。
また合格点も35、36点ぐらいになるように難易度を調整しているかもしれません。
参考までに最近の合格点と合格率を確認してみましょう。
過去10年の宅建試験の合格点と合格率の推移は?
合格ラインの参考にするため、過去10年間の宅建試験の合格点と合格率の推移を見てみましょう。
2018年 37点 15.6%
2017年 35点 15.6%
2016年 35点 15.4%
2015年 31点 15.4%
2014年 32点 17.5%
2013年 33点 15.3%
2012年 33点 16.7%
2011年 36点 16.1%
2010年 36点 15.2%
これをみると合格点は31~37点、合格率は15%~17%ぐらいとなっています。
ちなみに私が独学で勉強していた「らくらく宅建塾」のテキストでは目標点数36点となっていました。
過去最高の37点は2018年だけなので、36点取れば大丈夫だろうという事で目標設定されたのだと思います。
そのため私は余裕をもって合格できるように過去問で40点以上とることを目標に予定たてて勉強してきました。
宅建試験の合格点2020年は高くなる?
結果が気になる私が受験した今年の宅建試験の合格点ですが、2020年は易しい問題が多かったのか各予備校が発表した予想合格点は35~40点となっています。
過去最高合格点は2018年の37点だったのですが、今年はそれを上回る可能性もありそうです。
また各予備校の合格予想の幅が広くなっているのは、今年特有の事情もあると思います。
今年はコロナの影響で会場の確保が厳しく、宅建試験は2回に分けて行われます。
私が受けた10月だけでなく、今年は12月にも試験が行われます。
申し込みは同じ期間にしているので、どちらを受験するか希望することは出来ません。
そのため1回目と2回目の難易度や合格率を合わせる必要があります。
さらに1回目と2回目では時期が2か月違うので、その点も考慮されるのではないかと思います。
そういった事情もあり、合格点の予想が難しくなっているのかもしれませんね。
まとめ
10月受験の宅建試験の合格発表は12月2日です。
宅建の合格点の決め方は合格率でおおむね15~17%範囲で決められます。
予想合格点は35~40点。
あと数日、ドキドキしながら待ちたいと思います。
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