宅建試験の合格率は例年15%~17%ぐらいになっています。
6人中5人が不合格と考えると、難しい試験だと考えてしまいますね。
しかし宅建試験には合格率が低い理由がちゃんとあります。
そのため実際にはそこまでの難関試験ではありません。
この記事では宅建の合格率が低くなる理由を紹介します。
宅建試験には受験資格がない!
宅建の合格率が低い理由は受験へのハードルが低いことが一番の原因だと思います。
まず宅建試験には必要になる受験資格は特にありません。
年齢制限や学歴などが不要なので誰でも受験できます。
次に宅建試験の問題は4択で出題されるというのもポイントです。
記述式で出題されると難しいですが、4択なら勘でも正解する可能性はあります。
私もそれを知った時には「なんとかなるかも」と思ったものです。
そのため本気で勉強をしていない人がお試し受験する場合もあります。
また不動産関係など仕事で必要になり受験した人もいるかもしれません。
そういった受験生の中には、明らかに勉強不足の人も混じっています。
このように宅建試験はお試し受験が多く、勉強不足の人も多く受験していることが合格率を低くしている原因だと思います。
宅建試験の受験料が安いのも理由の一つ!
宅建試験は受験料が7000円と比較的安くなっている事もお試し受験者を増やしている原因かもしれません。
私自身も「7000円ならとりあえず申し込んでおこう」という感じで申込みしました。
結果的に最後まで勉強を続けることができたので、お試し受験にはなりませんでしたが、受験へのハードルが低いことに変わりはありません。
ちなみに司法試験の受験料は28000円となっています。
気軽に受験しようとはならない金額ですね。
本気で勉強した人でないと申し込まないと思います。
ちゃんと勉強した人の合格率が低くない!
ここまでみてきたように宅建試験の合格率が低いのには理由があります。
そのため、しっかりと勉強すれば合格率はもっと高くなります。
私は宅建試験に独学受験しましたが、その経験から言うと
ちゃんと勉強すれば独学でも3割~4割ぐらいの合格率があるのでは?と思います。
それでは「ちゃんとした勉強ってどれくらい?」という事になるのですが、
一般的には300時間前後と言われています。
私の場合は約270時間でした。
1日2時間勉強すれば約5か月です。
この1日2時間をきっちりやれば、合格が見えてきます。
ちなみに宅建試験の受験者の大半は社会人だそうです。
そのなかで主婦の方の合格率が一番高いそうです。
普段からいろいろな仕事をこなしている主婦の方は、、時間の使い方が上手いのかもしれませんね。
まとめ
宅建の合格率が低い理由は、受験へのハードルが低いことが原因です。
しっかりと勉強をして試験に臨めば合格率はもっと高くなります。
社会人の方も多いと思いますが、上手く時間を使って勉強時間を確保できれば合格も見えてきます。
勉強を続けるコツに関してはこちらの記事で詳しく紹介しているので参考にしてください。
コメント