私は宅建独学受験のテキストに「らくらく宅建塾」を使っていました。
テキストと並行して解いていた問題集も同じシリーズのもの。
「らくらく」の名前通りに楽々と合格できたのか?実際に使ってみた感想を書いていきます。
宅建独学テキスト「らくらく宅建塾」のメリット
まずは「らくらく宅建塾」で勉強して感じたメリットから書いていきます。
宅建テキストの選び方の記事でも書きましたが、このテキストは私にとって読みやすかったのが一番のポイントです。
赤黒の2色刷りのテキストですが、色遣いが派手すぎず、すんなりと頭に入ってくる感じです。
二つ目は、本番の試験で出題されない部分は省略されているところです。
このテキストは宅建合格に特化したテキストになっています。
試験で求められるところはしっかりと覚える。逆に求められないところについては「ここは深入りしない」と注意書きされています。
私のような宅建初心者が独学で勉強している場合、
重要か?そうでないか?を自分で判断するのは難しいものがあります。
その点、「らくらく宅建塾」のテキストではバッサリと省略してくれています^^;
この部分についてはデメリットでもあるので、後でまた触れたいと思います。
最後に忘れてはいけないメリットが「ゴロ合わせ」です。
書店でこのテキストを手にした時、読みやすいなと思い気に入って購入したのですが一点だけ気に入らない点がありました。
それが「ゴロ合わせ」で暗記するというところです。
意味の分からない言葉のゴロ合わせで暗記なんて・・・と思っていました。
購入してからもゴロ合わせは「おまけ」みたいなもの、使う事は無いだろうと考えていました。
が、問題を解いていくにあたり暗記していなければ解けない問題が山ほどあります。
そんな時にテキストを見るとゴロ合わせが書いてあるんです。
意味は解りませんが、意外と覚えやすい・・・
覚えてしまえば問題もスラスラ解けます。
想像以上に役立ちました!
宅建独学テキスト「らくらく宅建塾」のデメリット
次にデメリットです、まずは一つ目。
「らくらく宅建塾」のテキストでは本番の試験で36点を獲るのが目標とされています。
そのため比較的簡単な問題を確実に取っていこう、という構成になっています。
私はこの「らくらく宅建塾」のテキストを6周、問題集を5周解き、1周するたびに理解度の確認として過去問に取り組んできました。
周回を重ねるごとに理解度が上がっているのを感じることができ、点数的にも40点ぐらいは獲れるようになりました。
しかしそれ以上は困難でした。
特にそれを感じたのが、テキスト6周目、問題集5周目を解いていた試験直前の10日間です。
それまでの学習で過去問なら40点ぐらい獲れる感触があったので「あと1周すれば完璧」という思いで追い込みをかけていました。
しかし結果的には思ったほどの効果はありませんでした^^;
こんなことなら予想問題を解いていた方が良かったなと、考えてしまうほど・・・
もともとが36点を目標にしているテキストです。
内容を完璧に覚えても45点以上の高得点を狙うのは難しいのかもしれません。
デメリット2つ目です。
これはメリットで書いた部分と共通するところですが、
「らくらく宅建塾」のテキストでは説明が省略されている部分が多々あります。
直接出題されない部分なので問題ないのですが、たまたま予想問題を解いた時に解説を読んでも理解できないところがありました。
調べてみると「らくらく宅建塾」では省略されていた部分でした。
合格するために必要なものだけ書かれているテキストではあるのですが、ちょっと端折りすぎかなとも思ったポイントでした。
まとめ
宅建独学テキスト「らくらく宅建塾」は良くも悪くも無駄を省いて、宅建試験合格に特化したテキストなんだと思います。
2020年宅建試験合格ラインが38点という事で、来年以降の目標点数、構成などに変化があるのかもしれませんが、宅建初学者が独学で勉強するには必要・不必要がはっきりと書かれていて取り組みやすいテキストだと思います。
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